臨床検査
臨床化学検査
血液中（血清・血漿など）の電解質・無機物質・蛋白質・非蛋白性窒素成分・脂質・酵素・ビリルビン・Ｃ反応性蛋白や薬剤血中濃度などを測定します。各医療機関様よりお預かりした検体を遠心分離等の前処理後、自動分注装置にて各検査工程ごとに仕分けられ、大型自動分析装置ＪＣＡ－ＢＭ８０６０をはじめ種々の自動分析装置にて測定致します。測定結果は厳格な精度管理のもと、迅速かつ正確にご報告致します。
免疫血清学検査
アレルギー関連検査・細菌やウイルスによる感染症検査・腫瘍マーカー検査・各種ホルモン検査などの主に特殊項目の測定を致します。お預かりした検体は翌朝に報告できるよう最新鋭の各種自動分析装置を多数導入し、高品質なデータをお届けいたします。
また、正確なデータを報告する為検査精度の向上に日々努めています。
血液学検査
血液疾患や貧血などの検査を中心に血球測定から標本作製まで自動化され、安全かつスピーディに検査を行います。
また、凝固・線溶検査では出血性疾患や血栓性疾患検査を行います。とくに凝固検査（PT、APTT、FIB、TT、HPT）及び線溶検査（FDP、Dダイマー）は血漿のみで検査が可能です。
一般検査
尿検査では、腎・尿路系疾患や糖尿病などを目的として検査を行います。
また、便検査では消化管出血（大腸がんスクリーニング）を目的とした検査を行っています。さらに、便人HBにも力を入れています。
微生物学的検査
感染症を引き起こす微生物（病原微生物）には細菌・真菌（カビ類）・原虫・ウイルスなどがあります。当細菌検査室では、その中で特に「細菌」および「真菌」を中心に検査しています。
細菌検査は、塗抹検査、培養・同定検査、薬剤感受性検査からなり、病原菌の特定や有効な薬（抗生物質）を選択するための検査を行っています。また、当社では検出された細菌の種類や頻度などを統計的に処理し、院内感染対策に役立てています。
